ページを選択

2018 Virtual Medal Table

間近に迫った東京オリンピック Gracenoteが各国・地域のメダル獲得数予想を更新

COVID-19の世界的流行の影響により、東京オリンピックは史上最も予測不可能な大会となりました。Nielsen / GracenoteのVirtual Medal Tableは、2016年の夏季オリンピック以降に得た情報をもとに各アスリートたちの活躍を予想してきましたが、パンデミックによる不確定要素も依然として多く存在している状況です。

2021年4月14日の時点で、東京オリンピック開幕まで100日となりました。Gracenoteは2016年以降の主要な大会のデータを収拾・分析し、東京オリンピックにおける各参加国・地域、各選手の金、銀、銅メダル獲得予想をVirtual Medal Tableにて随時アップデートしています。

スナップショット

  • 今回の東京オリンピックでは、米国が最も多くメダルを獲得することが予想されます。そして、もしそれが達成されれば、米国は夏季オリンピックにおいて7大会連続のメダル最多獲得国となります。
  • 2016年にはメダルの数が70まで落ち込んだ中国ですが、東京オリンピックでは復調し、3大会連続で獲得数2位となることが予想されます。
  • ロシアオリンピック委員会においては、どの選手が参加できるかが不明な状況です。ただ参加が認められれば、これまでの大会データは、彼らがメダル獲得数3位を争う可能性が高いことを示しています。
  • 日本は2016年のリオ大会と比べてメダルの数を40%伸ばすことが予想されますが、開催国として2位の中国を脅かすことは大きなチャレンジになりそうです。
  • 日本と同様、オランダは前回大会と比べて大幅にメダル獲得数を伸ばすことが期待されています。
Virtual Medal Table Top-10

予想されるトップ5

 

アメリカ合衆国

(2021年の予想獲得数: 114 2016年の獲得数: 121)
東京オリンピックでは、アメリカ合衆国が最多のメダルを獲得するでしょう。Gracenoteはその獲得数を2016年大会から7つ落とした114と予想しており、2019年7月時点の分析結果よりもさらに下方修正しています。またアメリカには、異なる29種目でのメダル獲得という期待がかかっており、達成することができれば現在の最高記録である28種目 (1980年大会のソビエト連邦、2016年大会のアメリカ)を超えることになります。

 

中国

(2021年の予想獲得数: 85 2016年の獲得数: 70)
2016年には70個のメダルを獲得した中国ですが、その成績は2004年以降で最も低いものでした。前回はメダル獲得総数でイギリスを3つ上回り2位でしたが、今回は開催国である日本、そしてロシアがその順位を争って中国に迫ることになるでしょう。Gracenoteの解析データは、2021年には中国が2016年よりも躍進する可能性があることを示しており、2019年7月時点での分析結果と比べると、さらにメダルの数を4つ伸ばす予想となっています。中国は23種目での表彰台を狙えることが見込まれ、それが実現されれば、2008年に26種目という記録があるものの、史上2番目に多い種目でのメダル獲得となります。

 

ロシアオリンピック委員会

(2021年の予想獲得数: 73 2016年の獲得数: 56)
現段階においても、どの選手が参加を許可されるかどうかが不明なロシアオリンピック委員会ですが、参加が認められると仮定すれば、2016年以降の大会データの分析結果は、73個のメダル獲得という予測を示しています。

 

日本

(2021年の予想獲得数: 59 2016年の獲得数: 41)
前回大会では過去最多41個のメダルを獲得した日本は、東京ではその数をさらに約40%伸ばすことが予想されています。強みとしている種目、新たに導入される競技などで好成績をあげることができれば、その記録的な躍進が実現するでしょう。Gracenoteが2019年7月に発表したVMTと比較すると、最新の分析では日本のメダル獲得数は11減少する予想となっています。

 

オランダ

(2021年の予想獲得数: 46 2016年の獲得数: 19)
オランダが史上最高の成績を収めたのは2000年のシドニーオリンピックで、その時のメダル獲得数は25個でした。最新の分析によると、オランダは東京オリンピックでは自転車競技、セーリング競技で過去最多のメダルを獲得する可能性があり、自国の記録を塗り替えることになりそうです。また、少数の選手が複数のメダルを獲得していた2000年とは異なり、表彰台に立つ選手の数は増えることが予想されます。Gracenoteが2019年7月当初に発表したVMTと比較すると、最新の分析ではオランダの予想メダル獲得数は12増加しています。

 

 

6位~10位の予想

 

フランス

(2021年の予想獲得数: 41 2016年の獲得数: 42)
フランスは、2021年の東京でも前回の成績を維持することが予想されます。もしメダルの数が40に届けば、同国は40個以上の獲得が5回目となります。また、そのうちの3回は2008年から2016年に達成されています。Gracenoteが2019年7月に発表したVMTと最新予測を比較しても、フランスのメダル獲得数は同等となっています。

 

オーストラリア

(2021年の予想獲得数: 40 2016年の獲得数: 29)
オーストラリアは、成績が落ちこむことが予想されるイギリスとトップ5入りをかけて争う可能性があります。直近の2大会においてもイギリスに負け越しており、2004年以来、同国より上位に立っていません。水泳競技での成績が振るわなかったことがその要因と考えられます。オーストラリアがメダル獲得数5位以内に入るには、水泳の選手たちが2000年~2008年に見せたような大活躍が必要となりそうです。

 

イギリス

(2021年の予想獲得数: 36 2016年の獲得数: 67)
2016年には、イギリスは自国大会の直後の大会でメダルの獲得数を伸ばした最初の国となりました。しかし、東京でのメダル獲得数は36にまで落ちこみ、上位4か国からも転落すると予想されます。前回大会でメダル獲得総数の約3分の1を占めていた自転車競技、体操競技、ボート競技への期待値の低さがその要因となっています。2016年大会では、それら3つの競技における勝利が獲得メダル総数の3分の1に当たる22を記録しました。2021年には、それらにおいて5つの表彰台が狙えることが予想されています。

 

ドイツ

(2021年の予想獲得数: 34 2016年の獲得数: 42)
Gracenoteの解析データによると、ドイツの成績は直近の3大会と比べて少し後退しそうです。1990年の東西ドイツ併合後すぐにトップ3入りを果たしましたが、その後、中国 (2000年~)、オーストラリア (2000年~2008年)、イギリス (2008年~2016年)に追い越されています。2008年を除き、ここ数回に渡ってトップ5入りを争っていますが、東京オリンピックで5位以上を達成するには40個のメダルが必要となりそうです。しかし今回の予想獲得数は2019年7月のVMTよりもさらに4つ減少した34となっており、ドイツにとって非常にチャレンジングな目標と言えそうです。

 

イタリア

(2021年の予想獲得数: 33 2016年の獲得数: 28)
イタリアは、東京オリンピックではフェンシングや水泳での躍進が期待されており、それによって2016年大会よりも成績を上げることが予想されます。新たに空手が種目として取り入れられることも、2人の有力選手を擁するイタリアにとっては追い風となりそうです。

オランダ、中国、そして日本が大きな躍進を見せる可能性

2016年のリオ大会では、2012年大会と比べて米国が17個、ウズベキスタンが11個、アゼルバイジャンが9個多くメダルを獲得しました。このような成績の急上昇は、夏季オリンピックにおいては稀少なケースです。しかし今回の東京では、さらに多くの国や地域がメダル獲得数を大きく伸ばすことが期待されています

オランダが2016年大会で獲得したメダルは19個でしたが、東京ではその数を27伸ばし、46個のメダルを獲得する予想となっています。そして開催国の日本も、ホームアドバンテージを活かし、メダルの数を前大会より18伸ばすことが期待されています。

他にも、2016年と比べて大きく躍進する可能性のある国・地域として、ロシアオリンピック委員会、中国、インド、ハンガリー、オーストラリア、ウクライナが挙げられます。さらに香港は、2016年大会におけるメダルの数は0でしたが、東京オリンピックでは5つの表彰台を狙えることが予想されています。

2020 東京オリンピックのページにて、メディア事業者、エンターテイメント事業者に向けたさまざまなデータ・ソリューションを紹介しています。Gracenoteのデータや技術を活用することで、デジタル、ビデオのプラットフォームを包括的にカバーしたサービスを構築し、ユニークで魅力的なオリンピック体験を提供することが可能となります。

GracenoteのVirtual Medal Tableについてのご質問等につきましては、下記のフォームよりお気軽にご連絡ください。




*選択必須

Gracenote Virtual Medal Tableについて

Gracenote Virtual Medal Table (VMT)は、過去のオリンピック、世界選手権、ワールドカップにおける個人やチームの成績に基づき、参加各国・地域の金、銀、銅のメダル獲得数を予測する統計モデルです。その情報はシンプルでわかりやすく、またシームレスなデータ・フィードによって提供されます。放送事業者、メディアパブリッシャー、有料チャンネル事業者は、VMTを活用することによりWeb、モバイル、テレビの各プラットフォームでオリンピック関連のユニークなコンテンツを展開することができます。

Gracenoteについて

Nielsen (NYSE: NLSN)グループのメンバーとして米国・エメリービルに本社を置くGracenoteは、エンターテイメントのデータ、テクノロジーにおけるリーディングカンパニーです。音楽、ビデオ、スポーツのコンテンツや技術を世界各地で提供し、さまざまな業界で大きな信頼を得ています。2億を超える楽曲情報、85以上の国のテレビ番組表、4500のスポーツリーグや大会に関する詳細な記録や統計などのデータを揃えており、楽曲や映像の認識技術は業界のスタンダードとなっています。
なお、Gracenote Sportsについてのさらに詳しい情報は、下記のリンクよりご覧頂けます。 https://www.gracenote.com/ja/sports-ja/global-sports-data-ja/.