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2018 Virtual Medal Table

東京オリンピックを1年後に控え、Gracenoteは国ごとのメダル獲得数を予測。Virtual Medal Tableに見やすく集計しています。

データはアメリカが最多のメダルを獲得する可能性が高いことを示しています。また日本は、今世紀のオリンピックにおいて最大となる躍進が期待されています。

2020年東京オリンピック開幕まで1年を切りました。2016年以降に行われた主要な大会やアスリートたちの成績を分析し、そこから導き出された各参加国のメダル獲得数の最新予想を発表します。

スナップショット

  • 2020年の東京オリンピックでは、米国が最も多くメダルを獲得することが予想されます。そして、もしそれが達成されれば、米国は夏季オリンピックにおいて7大会連続のメダル最多獲得国となります。
  • 2016年にはメダルの数が70まで落ち込んだ中国ですが、2020年の東京では復調し、3大会連続で獲得数2位となることが予想されます。
  • 日本は2016年のリオ大会と比べてメダルの数を73%伸ばすことが予想されます。開催国として、2位の中国を脅かせるかどうかが見どころとなりそうです。
  • 前回56個のメダルを獲得したロシアは、2020年には日本と順位を争うことになりそうです。ただ、ロシアの陸上チームは世界選手権等に参加できていない状況なので、その影響は東京オリンピックの成績に反動となって表れるかもしれません。
  • イギリスの成績は前回大会と比べてかなり落ち込むことが予想されます。過去2大会ではトップ3に入りましたが、今回はトップ5に入れるかどうかが勝負どころとなりそうです。
  • 2020年の東京五輪は、男子のみの種目が史上初めて50%を下回る大会となります。女子種目の割合は、大会を重ねるごとに上がり続けています。
  • 日本は2016年のリオ大会と比べてメダルの数を73%伸ばすことが予想されます。それが達成されれば、1992年のバルセロナ大会以来最も大きな開催国の躍進となります。
Virtual Medal Table Top-10

予想されるトップ5

 

アメリカ合衆国

(2020年の予想獲得数: 124 2016年の獲得数: 121)
前回大会に引き続き、東京でもアメリカ合衆国が最多のメダルを獲得するでしょう。Gracenote はその獲得数を124と予想しています。さらにアメリカは、異なる30種目でのメダル獲得という期待がかかっており、達成することができれば現在の最高記録である28種目 (1980年大会のソビエト連邦、2016年大会の米国)を超えることになります。

 

中国

(2020年の予想獲得数: 84 2016年の獲得数: 70)
前回70個のメダルを獲得した中国ですが、その成績は2004年以降で最も低いものでした。前回は金・銀・銅を合わせた獲得総数でイギリスを上回り2位でしたが、今回は開催国である日本、そしてロシアがその順位を争って中国に迫ることになるでしょう。しかしGracenoteの解析データは、2020年には中国が2016年よりもさらに躍進する可能性があることを示しています。中国は22種目でのメダル獲得が予想され、2008年に26種目という記録があるものの、実現すれば2番目に多い種目でのメダル獲得となります。

 

日本

(2020年の予想獲得数: 71 2016年の獲得数: 41)
前回大会では過去最多41個のメダルを獲得した日本は、2020年にはその数をさらに73%伸ばすと予想されています。強みとしている種目、新たに導入される競技などで好成績をあげることができれば、その記録的な躍進が実現するでしょう。

 

ロシア

(2020年の予想獲得数: 66 2016年の獲得数: 56)
ロシアは前回大会の56個を上回り、2020年には66個のメダルを獲得すると予想されています。ロシアの陸上チームは現在行われている世界選手権等に出場していないので、東京オリンピックではその選手たちが出場するということも考慮しています。

 

イギリス

(2020年の予想獲得数: 43 2016年の獲得数: 67)
2016年には、イギリスは自国大会の直後の大会でメダルの獲得数を伸ばした最初の国となりました。しかし、東京でのメダル獲得数は43にまで落ちこみ、上位4か国からも転落すると予想されます。前回大会でメダル獲得総数の約3分の1を占めていた自転車競技、体
操競技、ボート競技への期待値の低さがその要因となっています。2020年には、それら3つの競技においてイギリスは7つの表彰台を狙えると予想されています。

 

 

6位~10位の予想

 

ドイツ

(2020年の予想獲得数: 41 2016年の獲得数: 42)
Gracenoteの解析データによると、ドイツは直近の3大会と似た成績となりそうです。1990年の東西ドイツ併合後すぐに、2大会続けてトップ3入りを果たしましたが、その後、中国(2000年~)、オーストラリア (2000年~2008年)、イギリス (2008年~)に追い越されています。ここ数回に渡ってトップ5入りを争っていますが、2020年の東京大会で5位以上を達成するには40個のメダルが必要になりそうです。

 

オーストラリア

(2020年の予想獲得数: 38 2016年の獲得数: 29)
オーストラリアは、成績が落ちこむことが予想されるイギリスとトップ5入りをかけて争う可能性があります。直近の2大会においてもイギリスに負け越しており、2004年以来、同国より上位に立っていません。水泳競技での成績が振るわなかったことがその要因と考えられます。オーストラリアがメダル獲得数5位以内に入るには、水泳の選手たちが2000年~2008年に見せたような大活躍が必要となりそうです。

 

フランス

(2020年の予想獲得数: 37 2016年の獲得数: 42)
フランスは、2020年の東京でも前回の成績を維持することが予想されます。もしメダルの数が40個に届けば、フランスは40個以上の獲得が5回目となります。また、そのうちの3回は2008年から2016年に達成されています。

 

オランダ

(2020年の予想獲得数: 36 2016年の獲得数: 19)
オランダが史上最高の成績を収めたのは2000年のシドニー大会で、その時のメダル獲得数は25個でした。最新の分析によると、オランダは東京大会において自転車競技、セーリング競技で過去最多のメダルを獲得する可能性があります。また、少数の選手が複数のメダ
ルを獲得していた2000年とは異なり、表彰台に立つ選手の数は増えることになりそうです。

 

イタリア

(2020年の予想獲得数: 36 2016年の獲得数: 28)
イタリアは、2020年にはフェンシングや水泳での躍進が期待されており、それによって2016年大会よりも成績を上げることが予想されます。新たに空手が種目として取り入れられることも、有力選手を擁するイタリアにとっては追い風となりそうです。

女子種目の割合が10大会連続で増加

2020年の東京五輪では339の種目が設けられ、選手や国が金メダルを獲得する可能性はかつてないほど高まっています。2016年の後に増えた33種目は、女子20種目、男子2種目、男女混合9種目、オープン2種目。夏季五輪の女子種目の割合は10大会連続で増加したこと
になります。以前の大会に比べて女子種目の割合が増えなかったのは、1980年のモスクワ大会が最後でした。

東京五輪での女子種目の急増は、オリンピックにおいて行われてきた男女平等の実現に対する継続的な努力の結果といえるでしょう。例えば、ボクシング、カヌー、ボートの男子種目は減りましたが、女子種目は増えています。また、新しいオリンピックの競技は男
女比におけるバランスがとれていることが条件となっているので、2020年に導入される5つの競技はすべて男女の種目数が同じとなっています。

2020年の大会では46%が女子種目、48%が男子種目、6%が男女混合またはオープンの種目となり、夏季五輪において男子種目が50%を切るのは今回の東京が初めてということになります。

40年前のモスクワ五輪では、女子種目は全体の4分の1以下でした。この割合は10大会連続で増加し、スポーツにおける男女平等の概念は着実に改善されてきています。そして東京五輪に参加する女子選手の割合も、2016年のリオ大会の45%をさらに上回ることになりそうです。

1992年のスペイン以来、日本が開催国として最大の躍進を見せる可能性

Gracenote Virtual Medal Tableによると、2020年の東京オリンピックにおいて日本は71個のメダルの獲得が見込まれており、これは2016年に収めた過去最多記録である41個からさらに73%の増加ということになります。

オリンピックにおいて今世紀最大の躍進を見せた開催国は、2008年の北京大会で100個のメダルを獲得した中国で、2004年にアテネで獲得した63個から37個伸ばし、その増加率は59%でした。Gracenoteの最新の解析は、日本がこの記録を超える可能性を示していま
す。1992年のバルセロナ五輪では、スペインがその前の大会よりメダルを22個多く獲得(+450%)しました。日本が期待される結果を出すことができれば、1992年のスペイン以来の大きな伸び率を記録することになります。

2020 東京オリンピックのページにて、メディア事業者、エンターテイメント事業者に向けたさまざまなデータ・ソリューションを紹介しています。Gracenoteのデータや技術を活用すれば、デジタルプラットフォームを利用しているオリンピック・コンテンツの視聴者に、ユニークで創造的なサービスを提供することが可能です。

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Gracenote Virtual Medal Tableについて

Gracenote Virtual Medal Table (VMT)は、過去のオリンピック、世界選手権、ワールドカップにおける個人やチームの成績に基づいて各参加国の金、銀、銅のメダル獲得数を予測する統計モデルです。その情報はシンプルでわかりやすく、またシームレスなデータ・フィードによって提供されます。放送事業者、メディアパブリッシャー、有料チャンネル事業者は、VMTを活用することによりWeb、モバイル、テレビの各プラットフォームでオリンピック関連のユニークなコンテンツを展開することができます。

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